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会議の時間が短くなれば、それと引き換えに、大切なものが失われる恐れがある!
働き方改革の一環として、まずは会議の運営方法から、見直したという企業が多い。時間を制限したり、参加人数を絞ったり、議題を明確にしたり、資料を簡素化したり、などなど。
確かに、平成の時代は、無駄な会議が多かった。メールで済むような報告内容を、参加者全員が口頭で説明していくような、意味不明な慣習もあった。それで仕事をした気になれてしまうのだから、会社にとっても、その状態を放置するのは都合が悪い。
と言うことで、労使の思惑が一致したところで、会議の改革は一気に進んだ。今どき、ダラダラ会議をやっていたら、無能呼ばわりされかねない。ササッと仕事を片付けて、ササッと帰宅するのが、令和のスマートな働き方だ。
しかし、会議の効率化を、求め過ぎてはいけないジャンルもある。アイデアを出し合うような、発想系の会議だ。何故なら、急かされたり、焦らされたりしては、発想力が減退してしまうからである。
あまり制限は設けずに、自由に、伸び伸びと、アイデアを高め合っていくのが理想だ。イノベーションが期待されている今の時代においては、特にこの姿勢が重要だ。
それなのに、この考え方は、あまり浸透してはいないらしい。ブレストの最中に、ちょうど盛り上がりかけたタイミングで、「そろそろ、次に議題に」と、わざわざ冷や水をまき散らしてしまう人が少なくない。それはそれで、無能のレッテルを貼られかねない行為だから、控えた方がいいだろう。
そこで、会議の管理者には、事前に会議のスタイルを、メンバーに共有しておくことをおススメしたい。例えば、その会議が、効率重視なのか、あるいは、発想重視なのか、について。そうすれば、参加者も迷わずに、そのスタイルに合わせた貢献が出来る。
働き方と同様に、会議の運営についても、スマートなやり方を目指したいものだ。